工場見学④土井製菓株式会社

〈2017年5月発行『15 のものづくり』より〉

郷土銘菓の変わらぬ美味しさを
世界中の人に届けたい!

静岡県東部を代表する銘菓を製造している土井製菓は、敷地いっぱいお菓子の甘ーい香り。看板商品「田舎草もち」や「富士の白雪カスタード」は、見たこと、食べたことがある人も多いのでは…? エントランスでは「富士の白雪~」のかわいいキャラクター看板がお出迎え。

工場内に入ると、できたてほやほやのお菓子がベルトコンベアに乗って目の前を次々と流れて行く。思わず手が伸びそうになるのをこらえるのが大変。

より多くの人に美味しいお菓子を食べてもらいたいと、味はもちろん包装のデザインや宣伝などマーケティングにも力を入れているという。絶え間ない努力が、商品のクオリティにつながっている。

【写真・上】「富士の白雪カスタード」は7時間で約2万粒を製造! 菓子作りの工程のほとんどを機械で行っているが、最後は人手により仕上げと確認もしている。
【写真・下】宣伝担当者はもちろん、製造現場のスタッフも企画会議や新商品の試食に参加する。