工場見学⑮良工舎機械工業株式会社

〈2019年3月追加 『15のものづくり』より〉
道路や橋、高層ビルなどの建設に
無くてはならない部品を作る

ネジや特殊部品の専業商社・良工舎山本鋼業の直営工場として、1998年に設立した製造会社。三島市で営業していたが、2018年8月に沼津工業団地内に新工場を完成させ、移転。広々とした真新しい工場には、門形五面加工機や立形マシニングセンターといった大型機械があり、切削加工をはじめ、組立、製缶、溶接の機能を併せ持つことで、一点物の機械部品等を作っている。忍耐や集中力が求められる作業を行う従業員たちは、手早くかつ黙々と作業。その姿は、まさに職人といえる。

また親会社と共に軟式野球部を発足。都市対抗静岡県大会などに出場し、本格的に活動。試合に負けてしまっても、次に活かすべく、休日練習も行っている。運動部の活躍には、従業員の士気向上や社内グループの一体化を担っているといえそうだ。

【写真・上】大型の五面加工機。操作パネルでロボットに指示を送りシリンダの加工中。
【写真・下】新しくできたばかりの建物では、社員一同、快適に仕事ができている。

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