工場見学②有限会社葛山製作所

〈2017年5月発行『15 のものづくり』より〉
客先の細かな要望に応え
精密で高品質な製品を追求

裾野市に本社があり、沼津工場ではおもに高速旋盤を使った切削加工(せっさくかこう)を行っている。

工場内を歩いていくと、目の前の機械の内部で瞬く間に金属が加工されていく。手作業で加工する場合もあるが、作業の大部分がオートメーション化。プログラミングされた設計図をもとに、自動的にネジやボルトなどが削り出される。出来上がった部品は、いわば「縁の下の力持ち」であり、あらゆる工業製品の要となるもの。精度の高さと高品質であること、そして納期を守ることが求められるという。機械を使いこなして技術を磨くだけでなく、自己研鑽に励むことができそうだ。

【写真・上】設計図をプログラミングし、自動的に部品を加工していく。わずかな誤差も許さない精密さだ。
【写真・下】多品種・小ロットに対応。たくさんのワッシャーが続々と仕上がっていく。

有限会社 山製作所ホームページへ ≫